Vernon Lee (Violet Paget)

ラフカディオ・ハーン

ラフカディオ・ハーン (Lafcadio Hearn)

Lafcadio Hearn

 1850~1904年。アイルランド人の父、ギリシア人の母の間に生まれる。明治期に来日、日本に帰化し、小泉八雲と名乗った。『怪談』(Kwaidan,1904)、『心』(Kokoro,1896)などの、日本の民話や日本文化に関するエッセイで知られる。東京大学で教鞭をとったほか、島根県松江を愛した。
 ヴァーノン・リーはハーンの著作を読んでいて、ハーンから仏教思想を学んだのかもしれない。例えば、ハーンには「勝五郎の転生」という転生をテーマにした短編がある。リー文学に時折見られる仏教の輪廻思想への言及は、ハーンの影響かもしれない。例えば、短篇"Oke of Okehurst"ではアリス・オークは250年前に死んだ先祖のアリスを模倣しようとし、時空を超えた愛を語る。その中で、仏教の輪廻思想が言及されている。ヴァーノン・リーの時間認識と仏教における時間認識には共通点があるのかもしれない。

Kwaidan

 ほかにも、ハーンはハーバート・スペンサーを良く読んでおり、この点もヴァーノン・リーと共通している。
 ウィリアム・ジェイムズらのプラグマティズムを批判したエッセイ集Vital Liesには次のような一節がある。"For instance, basing ourselves on Lafcadio Hearn, we might quite admit that the opinions summed up under the title "Ancestor-Worship" had been (to quote Professor James's rather commercial phrase of recommendation) "exactly what was required" by the former inhabitant of Japan." (Vital Lies, P.30~31.)

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