Vernon Lee (Violet Paget)

マーロウ

クリストファー・ マーロウ(Christopher Marlowe)

Christopher Marlowe

 1564~1593年。イギリス・エリザベス朝を代表する劇作家で、シェイクスピアの先駆けとなった。代表作に『タンバレイン大王』(Tamburlaine,1587)『フォースタス博士』(Doctor Faustus,1589)、『マルタ島のユダヤ人』(The Jew of Malta,c.1589 )などがある。

Doctor Faustus

 『フォースタス博士』はファウスト伝説に取材した悲劇で、ゲーテの『ファウスト』にインスピレーションを与えた。ヴァーノン・リーも「悪魔との契約」ものの小説をいくつか書いているが、そのうち'The Lady and Death'に『フォースタス博士』や『ファウスト』が影響を与えた可能性はある。
 Belcaro収録の'Faustus and Helena'では、"The wizard Faustus, awaiting the hour which will give him over to Hell, is the creation of Marlowe."と述べている。一方で、マーロウ(そしてゲーテ)が"giving a satisfactory artistic shape to this tale"に失敗したのは、"necessary relations between art and the supernatural, between our creative power and our imaginative faculty"によって説明できる、ともしている。そして、マーロウの時代には悪魔Mephistophiliesは人びとの間に存在していたので、マーロウの描く悪魔はゲーテの悪魔のような'wit'や'poetry’は必要なかったとし、次のように述べている。"The very superiority of Marlowe is due to this absence of weirdness, to this complete realism."

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