Vernon Lee (Violet Paget)

マザッチョ

マザッチョMasaccio

 1401~1428年。イタリア・ルネサンス期の画家。28歳で夭折。二次元の絵画に三次元空間を描き出した最初の画家の一人で、ルネサンスの生みの親とも言える。短い生涯であったが、後の盛期ルネサンスのレオナルドやミケランジェロラファエロらにも大きな影響を与えた。代表作に『聖三位一体』(Holy Trinity)、『貢の銭』(Pagamento del tributo)など。
 ヴァーノン・リーはEuphorionの 'Symmetria Prisca'の中でマザッチョに言及している。リーによれば、自然の研究がそれ自身を目的として始まったのはマザッチョからである。そして、マザッチョ以降、絵画が物語の一部であることをやめてしまった。リーはジョットには見られた古代ギリシア芸術のような絵画、彫刻に見られる「物語」がマザッチョ以降消えてしまったと嘆いている。マザッチョは科学的遠近法を絵画に持ち込んだ画家であり、そうした芸術における科学的な厳密さをリーは嫌ったようだ。

『聖三位一体』

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