Vernon Lee (Violet Paget)

ペトラルカ

フランチェスコ・ペトラルカ(Francesco Petrarca)

Petrarca

 1304~1374年。ダンテと並ぶイタリア・ルネサンス期の詩人。抒情詩が有名。代表作に『わが秘密』、『無知について』、『凱旋』など。他にボッカチオとの書簡ものこされている。
 ヴァーノン・リーの短編「ウェディング・チェスト」に登場するウェディング・チェストにはペトラルカの『凱旋』(1352)に取材した装飾が施されている。リーは肉体的愛、情熱的愛を嫌った。恋愛の情熱に翻弄される人間の愚かさを描いたヴァーノン・リーが『凱旋』からヒントを得たのはうなずける。

velutello1584-a2c307c7f73a02f542c80b90983ddb9c.jpg

 また、リーはEuphorionの一章 'Medieval Love'でペトラルカに言及している。リーはペトラルカについて、 "His passion is neither ideal nor strong."と記している。
 さらに、リーはダンテのベアトリーチェとの比較でペトラルカの恋人ラウラを見ている。リーは "But this perfect Laura is no Beatrice, or only a half-and-half sham one. She is no ideal figure, merely a figure idealized; this is no imaginative passion, merely an unreal one."と述べている。
 旅行記The Tower of the Mirrorsには'Petrarch's House at Arquà'と題した章があるが、ペトラルカの家を訪れたリーは"But, unappreciative as I am, I shall love Petrarch henceforward for the sake of his surroundings."と書いている。
 同じく旅行記のThe Sentimental Travelerの"The Hills of the Setting Sun"では”The wonder-poet Petrarch"と述べている。

English
前のページにもどる

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional