Vernon Lee (Violet Paget)

ブロンズィーノ

アーニョロ・ブロンズィーノAgnolo Bronzino

 1503~ 1572年。イタリア・ルネサンス期の画家。フィレンツェでメディチ家の庇護のもと活躍した。肖像画を得意としたが、世俗画、宗教画も手掛けた。マニエリスムを代表する画家。
 代表作『愛のアレゴリー』(Allegoria del trionfo di Venere)に象徴的なように、彼の描く人物の特徴は、冷たく白い肌であり、ヴァーノン・リーもそこに魅かれたと想像される。

ルクレティア・パンチャーティキの肖像

 ブロンズィーノの作品に、『ルクレティア・パンチャーティキの肖像』という肖像画がある。その首飾りには"Amour Dure Sans Fin"(終りのない愛)と刻まれているが、これがヴァーノン・リーに短篇「永遠の愛」創作のインスピレーションを与えたと言われている。
 なお、この絵はヘンリー・ジェイムズの後期の長編The Wings of the Doveに登場するMilly Thealeにも影響を与えていると言われている。ジェイムズはリーの「永遠の愛」を読んでいたが、ジェイムズはこの絵が所蔵されているウフィツィ美術館に足繁く通っていたので、リーの影響ではない、とする研究者もいる。

『愛のアレゴリー』

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