Vernon Lee (Violet Paget)

ジョン・フォード

ジョン・フォード(John Ford)

John Ford

 1586~1639年。イギリス・エリザベス朝~ジェイムズ朝期の劇作家。代表作に『心破れて』(The Broken Heart)、『あわれ彼女は娼婦』('Tis Pity She's a Whore)などの悲劇がある。ともに近親相姦などを軸にした陰惨な悲劇である。

Tis Pity She's a Whore

 ヴァーノン・リーは初期の著作Euphorionのなかの'The Italy of Elizabethan Dramatists'において、エリザベス~ジェイムズ朝期の悲劇作家について考察している。マリオ・プラーツは『蛇との契約』において、このエッセイについて次のように書いている。「彼女(リー)は、道徳観念を喪失したイタリア、日常生活の顕著な一面をなしていた戦慄すべき事件から芸術作品のための着想を得ることがなく、悲劇を構想することができなかったイタリアを描きだし、そうした恐るべき事件からインスピレーションを得たのはむしろ倫理的に成熟したエリザベス朝の劇作家たちだったと論じた」。(『蛇との契約』400~401ページ、浦一章訳)なかでも、リーが特に高く評価したのがジョン・フォードであった。彼女は次のように書いている。"The man who thus conceived the horrors of the Italian Renaissance in the spirit in which they were committed is Ford. In his great play he has caught the very tone of the Italian Renaissance."

English
前のページにもどる

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional