Vernon Lee (Violet Paget)

カノーヴァ

アントニオ・カノーヴァAntonio Canova

Canova

 1757~1822年。イタリア・新古典派の彫刻家。大理石を用いた、白い彫刻で知られる。代表作に『アムールとプシュケ』(Amore e Psiche, 1793)など。
 ヴァーノン・リーは白く、内面を反映しない彫刻を好み、その意味でカノーヴァの彫刻は、『ラオコーン』などとともに、リーの好むタイプの彫刻であったと思われる。ヴィクトリア時代後半になると、イギリスでも色つきの彫刻が登場し始めるが、リーは内面を表現しようとする色つき彫刻を嫌っていた。
 リーの短編「人形」は、語り手のヒロインが女性の人形を見つけるところから始まるが、その人形の顔はカノーヴァの彫刻の顔のようだと描写される。それは彼女の死後、その夫によって作られた人形で、最後にはヒロインはその人形を焼き払う。

『アムールとプシュケ』

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