Vernon Lee (Violet Paget)

アルマ・タデマ

ローレンス・アルマ・タデマLawrence Alma Tadema

Alma Tadema

 1836~1912年。オランダに生まれ、イギリスに帰化した画家。古代ギリシア、ローマなどに取材した歴史画で有名。ラファエル前派に含まれることもある。代表作に『ヘロガバルスの薔薇』(The Roses of Heliobabalus, 1888)、『カラカラ浴場』(Caracalla,1902)などがある。 
 ヴァーノン・リーはウォルター・ペイターのサークルを通じてアルマ・タデマと会ったこともあり、面識があった。作中にも、アルマ・タデマの名はしばしば見られる。リーはアルマ・タデマのリージェント・パークにあったポンペイとエジプト式に装飾された家を見て、"a finiken art, and at best only a kind of culmination of house painting like his own"と評している。
 アルマ・タデマの描く、古代ギリシア、ローマの女子群像は時にレズビアニズムを暗示していると思われる。リーの短編'Dionea'では、ヴィーナスの生まれ変わりの少女ディネアの周りに少女たちが集まってくる。その様はアルマ・タデマの描く絵に例えられる。エッセイ集Juveniliaでは、アルマ・タデマの描く女子群像を"the crowd of graceful little masquerade figuresと形容している。
 エッセイ集Juveniliaの'Perigot'においても、アルマ・タデマの名前が言及されている。
 短編'The Worldly Woman'にも、アルマ・タデマの描く'Roman orgies'の絵への言及がある。レズビアニズムを臭わすアルマ・タデマの絵は、レズビアンだったリーに訴える力があったようだ。

『眺めのいい部屋』

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